CASE

内科診療皮膚疾患

犬の皮膚石灰沈着症

犬の皮膚石灰沈着症

原因は副腎皮質機能亢進症、糖尿病、慢性腎臓病、腫瘍、外傷、カルシウム成分の過剰摂取など様々なものが考えられます。

この子は他院にて長期間ステロイド治療が行われており、治らないのでセカンドオピニオンで来院されました。

まず、一般状態の確認、一般血液検査、尿検査、内分泌機能検査などを実施し、基礎疾患の可能性を含め精査しました。

  

基礎疾患がないことを確認し確定診断のため皮膚生検を行い、病理組織検査を実施しました。

診断名:皮膚石灰沈着症

まずステロイド療法を中止しました。

改善していく段階で自壊、出血、痂皮形成など一時的な悪化症状を伴うことがあり、完治に至るまで数ヶ月~半年以上を要することもあります。難治性の病変部は外科的切除を行うこともあります。

この子は、一般治療で約5ヶ月かけて皮膚がかなり良くなりました。