犬の椎間板ヘルニア|知立市・刈谷市・豊田市・安城市の夜間診療可な動物病院

夜間診療

0566457272

ひだかペットクリニックのフェイスブックページ

9:00~12:00/17:00~20:00 ※土曜午後は16:00~18:00
[休診日]木曜/日曜午後/祝日午後
緊急連絡先:080-3637-2211

外科診療

椎間板ヘルニア

整形外科 2016年06月27日

椎間板の髄核といわれる部分がなんらかの原因で飛び出して、脊髄神経を圧迫して起こる病気です。背中に痛みや痺れを生じ、重症の場合には立てなくなったり、足を引きずりさらに排尿困難など日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

 

【好発犬種】 ミニチュアダックス、次いでビーグル、シーズー、コッカースパニエル、ウェルシュコーギーなど

 

image004  image001

後肢の固有位置反応が低下しています。

 

症状

 

症状は進行状態によって分けられ、異なります。

第1段階:歩行は可能ですが頸部、腰部に痛みや違和感を感じるようになります。(階段が登れない、突然キャンと鳴くなど)

第2段階:歩行可能ですが足を引きずったり、ふらふら歩くようになります。

第3段階:歩行が困難になりますが、足先の感覚がある状態。

第4段階:全く歩けなくなり、排便や排尿が困難になります。

第5段階:全く歩けなくなり、足の感覚が全くなくなります。最も治りにくい状態です。

 

 

診断

神経学的検査:足をつねったり、叩いたりして神経の反射や筋肉の動きを確認し、ダメージの程度と大まかな部位を確認します。


単純レントゲン検査:痛がる場所のレントゲン検査を行います。これで病変部が特定できるのは20%程度です。


脊髄造影検査:全身麻酔をかけて腰から造影剤を入れ、部位を特定します。85%以上で部位が特定できますが、まれにできないこともあります。


CT、MRI検査:ほぼ100%病変部を特定し診断することができます(椎間板ヘルニアに限る)。


 


image005  image007  image009


治療

第1〜第2段:内科療法階絶対安静と鎮痛剤、ビタミン剤などを投与します。安静ができない場合は入院することも可能です。


第3段階:内科療法で1〜2週間行っても回復が見られない場合、外科手術が必要となることがあります。


第4〜第5段階:内科療法での回復率は5〜10%で、できるだけ外科手術を行います。手術で病変部位の骨を削り、脊髄を圧迫しているヘルニア物質を摘出します。


まとめ

予後


 


第1〜第2段階は数週間の内科療法で80%が改善します。


第3段階は外科手術で70〜80%で改善します。


第4段階は60〜70%、第5段階は50%以下と病態が進めば進むほど改善率は下がります。


しかし、時間をかけ積極的なリハビリを行うことで改善する場合もあります。


ページトップへ