CASE

歯科診療

歯周病(重度)

重度の歯石の付着が確認できます。

歯肉の後退が見られますが、歯根部の状態が確認できません。このような場合、スケーリングで歯石を除去し、レントゲン検査で歯根部の状態を確認し、必要に応じて抜歯をします。

 

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通常、歯周組織の約3分の2以上が破壊されている場合に抜歯が適応となります。

この判断は見た目では判断できないためレントゲン検査を行う必要があります。

 

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右下顎臼歯部に全体の水平骨吸収と下顎第4前臼歯と第1後臼歯に重度の垂直骨吸収(矢印)が認められます。

このような歯は抜歯が適応となります。

また、残された歯を維持していくためのデンタルケアも必要です。

<処置例>

重度の歯石の付着が認めれます。

歯石を取ってきれいに見えますが、ポケットが深く歯根部まで骨が溶けていました。

抜歯し、歯肉の粘膜を剥がします。

縫合糸でスラップを形成します。

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