CASE

内科診療血液疾患

自己免疫性血液疾患(赤血球、血小板などの異常)

最も発生率が高いのが免疫介在性溶血性貧血です。自分の赤血球を、何らかの原因で免疫システムに異常が起き自分の血液を破壊してしまう病気です。

他にも血小板を破壊してしまう”特発性血小板減少症”は皮膚や粘膜に紫斑(青紫のあざ)ができ、進行すると消化管出血や脳出血などを起こし死に至る可能性もあります。

その他再生不良性貧血や赤芽球癆などもありますが診断は困難で、全身検査を始め骨髄検査などが必要となります。治療はステロイドホルモンと免疫抑制剤の併用、重症の場合は輸血やγグロブリンの投与をします。治療には時間がかかり半年以上の投薬が必要となることもありますが、治療に反応すれば症状が緩和し健康な生活が送れます。

 

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免疫介在性溶血性貧血の末梢血標本

多染赤血球、球状赤血球と赤血球の自己凝集が認められます。

 

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免疫介在性溶血性貧血の骨髄標本

有核赤血球、赤芽球が認められ、造血機能が盛んになっています。

 

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赤芽球瘻の骨髄穿刺吸引標本

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